はじめまして。フリーランスWebデザイナー4年目のyukiと申します。

Webデザイナーに憧れて勉強を始めたけど、本当に仕事が獲得できるのかな?
と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際駆け出しの頃の私もそうでした。
「こんな私に需要はあるのだろうか。」「営業なんかしたってデザインが上手い人に勝てるはずがない…」
特に独学で勉強されてきた方は不安でしょうがないですよね。
大丈夫です。一生懸命に勉強しているのですからあなたを求めている人は必ずいますので一緒に乗り越えましょう!
この記事はこんな方におすすめ
・今すぐ0→1を達成したい
・営業をし始めたけど全然案件が取れない
・勉強を進めているけど仕事が獲得できるのか知っておきたい
最後に自分に案件が獲得できるか不安な方へメッセージを記載しておりますのでよかったら最後まで読んでいただけると嬉しいです
未経験Webデザイナーが案件を獲得する前に
早速ですが、案件を獲得する前に「ポートフォリオサイト」を作っていますか?



ポートフォリオサイトって何?
私もWeb制作を始めて初めて知った言葉です。
ポートフィリオサイトとは、自分の過去の実績を紹介するサイトです。
「百聞は一件に如かず」と言われるように、いくら「私、10年Webデザイナーをしていました!」とアピールされても信用できませんよね。
そこで活躍するのが一目で実績を見られるサイトです。
私が載せているポートフォリオサイトだと、ジャンルは「LP」「バナー」「商品画像」「コーディング」「WordPress構築(テーマ使用)」に分けて3~10個デザインを載せています。
そしてそのサイトURLをSNSアカウントや名刺、営業メールなどあらゆるところに貼っておきます。
すると意外とポートフォリオサイトからお問い合わせが入ることがあります。
意外と見てくれてる人はいるんだなと思います。
(良かったら私のポートフォリオサイトもご参照ください↓)
未経験Webデザイナーが案件を獲得するために「① 就職」
まず1つ目は「就職」です。
在宅ワークに憧れて勉強したのに就職?と思われるかもしれませんが、現場で働いたことがある経歴は大きな強みにもなります。



でもまだ勉強しただけなのにハードル高すぎるんじゃ…?
確かに完全未経験で正社員やWeb制作会社のデザイン部に入るのは難しい…というか無理です。(すみません)
独学で勉強し、実績ゼロの人を正社員で採用してもらえるような甘い世界ではありません。
しかし、きちんとステップを踏めば不可能なことはありません。
その最初のステップがデザイナーアシスタントやアルバイトでの募集です。
時給は低いかもしれませんがWebデザイナーアシスタントのアルバイトって意外と募集があったりします。
現に私はたまたまWebデザインやコーディングのアルバイトの求人があり、デザインはできないけどコーディングならできる!と応募したら見事採用されました!
部署はデザイン部の中のアシスタントという立場でした。
(まぁ4ヶ月で解雇されてしまったわけなんですけど
私が解雇された理由もご興味あればどうぞ )

でもそこで初めてWebデザインというものに出会えて、触ってみたかったPhotoshopも一から教えてもらうこともできましたし、
採用されていなかったらツールの使い方や制作物が作れず挫折していたかもしれません。。
「会社でデザイナーをしていた」というだけでフリーランスになった時の営業にも大きなポイントになるのは間違いないです。
手取り早く0→1を達成したい場合は正社員では募集せず、アルバイト・パートで検索してみてください。
Indeedは正社員募集が多いイメージなので「バイトル」「求人ボックス」が良いと思います。
私が今住んでいる田舎の県でもバイトルで「Webデザイナーアシスタント時給1000円」で求人が出ている時期もありました。
最近はどの会社もホームページを持っていますのでバナー制作やホームページ運用など何かしら需要はあります。
近くに求人が出てるかもしれないので調べてみましょう!
未経験Webデザイナーが案件を獲得するために「② クラウドソーシング」
2つ目は「クラウドソーシングを使って営業する」です。



クラウドソーシングって?
クラウドソーシングとは、「仕事をインターネット上で不特定多数の人に依頼する仕組み」のことです。
代表的なのは
・クラウドワークス
・ランサーズ
・ココナラ
どれか一つは聞かれたことはないでしょうか?
少し違うのは仕事を獲得するスタイル(方法)が違うことです。
クラウドワークス ・ランサーズ= 仕事を募集して人を選ぶ(公募型)
ココナラ = 自分のサービスを並べて買ってもらう(出品型クラウドワークス
クラウドワークスやランサーズでの案件獲得方法
クラウドワークス・ランサーズは仕事の数も多いため、自分のできそうな仕事を選んで応募することができます。
もちろん、気になった仕事は複数応募してもOKです。
私の場合、最初に受けたお仕事は「Wordで送られてきた文章をWordPressの記事に流し込む」というお仕事でデザインは全く関係ありませんでしたが、実績が重なって信頼していただけると少しずつバナーやアイキャッチ作成、サイトデザイン案件などデザインのお仕事もいただけるようになりました!
デザインのお仕事ってディレクターさんや企業さんもたくさん持っていたりするのでどこで縁が繋がっているかわかりませんので自分にできそう!と思ったら応募してみるのもありですね!
ココナラでの案件獲得方法
ココナラでスキル出品をするのは少し準備が必要です。
スキル出品とは例えば
商品画像1枚○円で作成します。
LP作成○万円で作成します。
と、自分が作る制作物のジャンルを決めてサービスを開くのですが、そのサービスの紹介画像を作成する必要があります。
約8枚貼ることができ、
・サムネ
・サービスの特徴
・今までの制作物
などなどサービス紹介画像を作る必要があります。
しかも基本的にお問い合わせ待ちの状態なのでいつ仕事が入ってくるかわかりません。
手取り早く案件を獲得したい!と言う方は公募型の「クラウドワークス・ランサーズ」の方が良いかもしれませんね。
未経験Webデザイナーが案件を獲得するために「③ SNS」
3つ目は「SNS」です。
XやInstagramなどアカウントは開設されていますか?



まだ勉強中だしアカウントは勉強が終わってからでいいや
など思っていませんか?
実は勉強中からSNSの発信はした方が良いです!
その日勉強したこと、学んだことなどをコツコツ発信していくことで見てくれる人は必ず増えていきます。
制作物などの投稿で、ふとディレクターさんの目に止まったりすることは多いです。
【体験談】
実際、私は勉強中に「PhotoshopとFigmaの操作(ショートカットキー)の違い」という画像を自作してXに投稿していたところ、案件をお願いしたいとDMが送られてきたことがあります。
それが私の0→1達成でした!
ただし、SNSに投稿する際には著作権には注意です。
例えばトレースしただけなのにあたかも「自分が作りました」と投稿するのは著作権侵害にもなり、場合によっては訴えられることもありますので注意しましょう!
また、詐欺や初心者を狙った講座の勧誘なども結構頻繁に来るので怪しいと思った場合は返信しないなど適切な対処を取りましょう。
未経験Webデザイナーが案件を獲得するために「④ 家族・友人」
4つ目は「家族・友人」です。
身近な人から仕事をもらうと言うのは意外と盲点だったりします。



でもデザインの仕事なんかニーズあるの?
と思われるかもしれませんが意外とあります。
例えば
・子供や町内会などのイベントのチラシ
・お祝いごと(誕生日・手紙・色紙)の作成
・実は事業を始めたくてサイトを作りたい
などなど、意外と聞いてみると仕事は転がっています。
練習がてらに作成させてもらうなどすると、実際に企業と仕事をする際の手順もわかるので今後の仕事の進め方もスムーズになります。
【体験談】
私の場合は、夫の母が自宅でカフェを始めたのでサイトを作成して欲しいとのことでサイトをWordPressで作成しました。料金は知り合い価格にはなりますが、少し気楽に仕事が進められるのは精神安定上とても良いと思います。
その他にも昔の友人に「今Webデザイナーやってるんだぁ〜」と話すと突然仕事の話が舞い込んだりすることもあります。
家族や友人に自分がやっていること、できることを話しておくのも営業の一つですね。
未経験Webデザイナーが案件を獲得するために「⑤ 自分の身の回り」
最後は「自分の身の回り」です



は?
ですよね。
でも0→1を達成するのに必ず他人からの依頼が必要でしょうか?
答えはNOだと思います。
これからWebデザイナーとして活動していくためにオフラインでコミュニティに入ったり、友人の紹介で会社の社長さんに会うことも結構あります。
その時に必要なのが、そう、名刺です。
名刺は小さくて簡単そうに見えますが、まず縦にするか横にするか。レイアウト決めから始まり、
文字の大きさ、読みやすさ、ロゴや背景、装飾デザイン、そのほかにもポートフォリオサイトのQRコードを入れたりと
デザインの全てが詰まっています。
さらにグラフィックデザインになるのでIllustratorを使ってトンボ調整したり印刷会社にデータ入稿したりとWebデザイナーが普段あまりしない作業ですが大切な工程がふんだんに詰まっています。
私も会社に勤めていた時にデータ入稿をしていたので一人でもできましたが、
初めての方はなかなか難しく感じることもあるでしょう。
一度名刺作成、チャレンジしてみてください。
そのほかにも、話は戻りますが、WordPressでポートフォリオサイトが作れる時点で0→1は達成できてるとは思うんですよね。
「サイトを作って欲しい」と言われて作れれば、依頼者から見るとプロなんですから!
ただ、「案件」と呼ばれるものを達成するには自分のものはダメでしょ!と思われる方はこちらはお勧めできないので①〜④のどれかから始めるのが良いと思います。
まとめ
今回は未経験Webデザイナーが案件を達成するために5つの方法をご紹介してきました。
①就職(パート・アルバイトを狙う)
②クラウドソーシング(クラウドワークス・ランサーズなど公募型が手取り早い)
③SNS
④家族・友人
⑤自分の身の回り
私もどれも経験していますのでとにかくいろんな経験を積むことが大切だなと思います。
思いがけないところから仕事の話が入ってくることはよくあります。
いきなりクラウドソーシングからは…と思われる方は自分の身の周りのものや家族・友人からの仕事をスタート。
早く仕事したい!早く稼ぎたい!と思われる方は就職したりクラウドソーシングで営業からスタートしたら良いと思います。
順番はないので自分に合う方法を見つけて少しずつ実績を増やしていきましょう!
最後に〜自分に案件なんか獲得できるのかなと不安な方へ〜



まだ勉強し始めたばかりだけど、私に仕事なんて獲得できるのかな…
と不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私もその一人でした。



「クラウドソーシングでデザイン歴○年の人になんか勝ってこない
」デザイナーって結構デザイン歴で判断されがちな業界だとなと肌感覚では思います。
でも初心者デザイナーさんでも金額を下げれば勝てる勝算はあります。
例えば企業の広告運用で何個かバナーを作ってテスト運用をしたいという代理店がありデザイナーを探しています。
どちらのデザイナーを選びますか?
デザイン歴3ヶ月、クオリティは低いけど単価も低い
答えは「デザイン歴3ヶ月、クオリティは低いけど単価も低い」です。
今回は両極端な例え話ですが、バナーを量産して欲しいというニーズって結構あるんですよね。
広告バナーって媒体によってもサイズがたくさんありますし、一個のバナーで4種類のサイズに展開して欲しいというニーズってかなりあるんです。
そしてテスト運用の場合もあるのでそこにデザイン料にあまりかけたくないという方も少なくないです。
そういうところに応募していけば0→1は達成できると思います!
ただ、気をつけていただきたいのは最初の低単価で使われ続けないことです。
最初に実績を上げるため単価を下げるのは仕方のないことですが、
継続的に案件が続いていっても金額交渉に応じてくれないクライアントさんだとするとただただ時間と労力と気力が消耗するだけです。
今後関係を続けていくと破滅していくだけですので他にお仕事探していきましょうね。
ただ、自分のスキル磨きも必須ですからね
今日は未経験Webデザイナーが案件を達成するための5つの方法をご紹介しました!
勉強し続けていけば必ずあなたを必要とする方に出会えますので良いご縁を見つけるために日々少しずつ力をつけていきましょう!
一緒に頑張りましょう